◆灯油ポンプ改造、ポンプジェット推進装置◆
【第2回】

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●灯油ポンプの分解


電池ケースの蓋をはずします。


次にその下のカバーもはずします。
ここははまっているだけなので
力ずくではずしてしまいましょう。

ポンプのチューブと電池ケースを止めているネジを
はずします。

赤白のリード線を両方切断してしまいます。
(赤が+白が-なのを忘れないようにしましょう)

リード線のゴムケーブルを押し込みながら、電池ケースとチューブ部分を分解します。
モーターからの配線は電池ケースまで伸びていて電池ケース部に防水用のゴムでシールされていますからチューブを引き抜くときに電池ケースのこの部分の線を押し込んではずします。

押し込みながらはずすと簡単にチューブと電池ケースが分解できます。

電池ケース部分は使いませんが、配線用金具などは電池ケースを自作したりするのに再利用することも可能です。

ポンプ部分を必要な部分に分けるためにカッターでパイプを切断します。この時中に配線があるためカッターの刃はあまり長く出して使用しないでください。

パイプ自体はポリプロピレンなのでカッターでも切断できますが、けがをしないように少しづつ慎重にカットしてください。

カットする位置は先端部から11cmの所です。

少しずつ丁寧にカットします。カッターの刃はなるべく新品のきれ味の良い物を使いましょう。小型のノコギリなどでカットしても良いでしょう。

*少々力がいる作業ですので安全に注意しましょう

写真ではフリーハンドで切っていきますが、多少ギザギザになっても後で修正できるのでかまいません。少し長めにカットしてあとで修正した方が安全です。

カットすると写真のようになります。

内部にモーター線がありますから傷つけないように気をつけて作業してください。切り口が多少曲がっていても大丈夫ですが切り離した後カッターで修正しておいた方がいいでしょう。

ただし、あまり厳密にする必要はありません。

ポンプ先端部のカバーをはずします。

余談ですが、この辺のデザインはなかなかかっこよいですね。他の同クラスのポンプと比べて性能も高いのがこのポンプの良いところです。

内部からモーターケースをはずします。

この時後ろ側から棒のような物で押し出します。ペラの部分は指で簡単にはずれます。

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[2008/12/29:執筆:Y_D_Dock | 編集:雲山]