◆レベル 1/72 Uボート VIIC型 建造記◆

【第6回】

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●1

WTCが完成したところで、ハル内部の加工を進めます。

プラ板の積層で、WTCを固定するためのストッパーを取り付けます。ハル下部の溝部分の幅に合わせたABSのブロックをWTCの側面に接着し、回転方向のストッパーとします。


艦首側の固定にはWTCの長さに合わせてプラ板を張るだけにします。ハルを横に広げるだけでWTCを取り外すことができます。


●2

リンケージの作成をします。潜舵のリンケージも縦舵、横舵のリンケージもリンケージロッドは簡単に取り外しができるようになっています。


横舵のリンケージは上からL字型のクランクを介して動くようにしています。縦舵のリンケージは写真のように、左右の縦舵が連携して動くようになっています。


●3

スクリューはφ25mmのスクリューを使用しています。スクリューシャフトとはダブルナットで固定するようになっているのですが、これでは分解がしにくいので、ボスの部分に横穴を開けてM2.6のネジを切り、止めネジでスクリューシャフトと固定するようにしています。


●4

スクリューシャフトの位置決めをします。横舵取り付け部分に、スクリューシャフトを固定できる治具を取り付け、スクリューシャフトを通します。WTC側はシャフト同士をシリコンチューブでつなぎます。



スクリューシャフトの位置が決まったところで、固定用の隔壁をプラリペアでハルに接着します。スクリューシャフトを通す部分はオイルレスメタルの軸受けを使用しています。この隔壁部分がスクリューの推力を受けることになるので、しっかりと固定します。


スクリューシャフトの角度は、キットとは異なるため、ブラケットの角度も変わってしまいます。そのため、ブラケットの支柱部分を切断し、接着しなおします。


スクリューシャフトの連結には、クリッパーさんのジョイントを使用しており、WTCの取り外しが簡単に出来るようになっています。



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[2009/11/28:執筆:雲山]