◆レベル 1/72 Uボート VIIC型 建造記◆

【第5回】

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●1

防水部分のリンケージロッドを真ちゅう棒から作成します。端の部分をフライスで平らに削り、リンケージ用の穴を開けています。


●2

電池室の艦首側のキャップにサーボ固定用の台を取り付け、リンケージパイプ、アンテナホルダー、気密チェック用の穴を開けます。


リンケージパイプ、アンテナホルダー、気密チェック用パーツを接着します。


サーボを固定し、リンケージします。


電池室を組み立てが終わるとこんな感じになります。サーボの後ろにバッテリー固定用のスポンジを貼り付け、バッテリー固定用のレールをアクリルパイプの下側に接着します。


バッテリーは単3型ニッケル水素バッテリーを6本、変則的な俵型に束ねて作成します。


●3

軸受け部分には、グリス注入用のパイプを取り付け、グリス排出用の穴を開けているのですが、排出用の穴にはネジを切ってボルトで栓をするようにしています。タップでネジを切るときは、ミシン油を注しながらネジを切ります。


軸受け部分は、G4シールとベアリングを両端に取り付けています。WTCのキャップへ固定する台座は軸受け部分とハンダ付けしていますが、G4シールを取り付けた後だとハンダ付けの熱でゴムが溶けてしまうので、先にハンダ付けしておきます。


キャップに軸受けやモーターの取り付け台、リンケージパイプ、電飾用のコネクタを固定します。


キャップ部分を別の角度から見たところです。


アクリル板でメカを乗せる台座を作り、サーボなどのメカを乗せていきます。


モーターとシャフトとの接続はシリコンチューブを使っています。モーターシャフトの径はφ2mmなので、φ3mm、φ4mmのパイプを被せて、シャフトと太さを合わせています。


メカを一通り収めたところです。写真は上方やや左後方からになります。サーボ2個の間にあるのは、電飾制御などに使っているPICです。前方左側にある銀色の箱が、ホーンモデルクラフトさんのピッチコントローラーになります。なお、サーボの両端にあるのが、マグネットスイッチ用のリードスイッチです。


上方やや右後方から見たところです。右前方にあるオレンジ色のパーツはノバックのアンプ、SPYになります。


下方左舷側の様子です。中央にある黒いのが受信機です。受信機の左舷側は空間を開けてあり、コネクタや配線を押し込めるようにしています。


下方右舷側の様子です。左手間に見えるのが、マグネットスイッチ用のラッチングリレーです。


●4

組み立て終わったら、気密確認用のバルブにシリコンチューブをはめてWTCを水中へ沈め、シリコンチューブから空気を入れて空気がもれないか調べます。


リンケージ部分からの空気漏れがあったので、リンケージロッド部分にグリス溜めを作ることにしました。その後気密チェックをした所問題無しだったので、これでWTCは完成となります。





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[2009/11/28:執筆:雲山]