◆ニチモ 1/200 陽炎型駆逐艦 不知火 建造記◆

【第3回】

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●1

舵の加工を行いますが、キット付属の舵のシャフトを切り、その場所にφ1.5mmの穴を開けます。

舵の断面はテーパー状になっているので、バイスに挟む時は左右に傾かないように気をつけます。

1.5mmのステンレス線に抜け止めの溝をヤスリで削り、瞬間接着剤を盛って舵パーツへ差し込み接着します。

●2

舵の軸受を作成します。まずは、内径2.1mmの円盤を2枚1mm厚のプラ板から切り取ります。片方はφ3mm、もう一つはφ5.5mmですが、この大きさになると円カッターで直接切り出すのは難しくなるためパソコンで型紙を作り、それをプラ板に貼ってハサミで切り出します。

小さい方の円盤を艦底部側に接着します。前もって、舵受けの穴は貫通させておくのを忘れないでください。多少きついくらいなら、プラスチック用接着剤を塗って溶かす事でちょうどの大きさに馴染むため、その方が良いです。

内径1.5mm長さ3mmの真ちゅうパイプを円盤に通し、内側からプラリペアで接着します。プラリペアが硬化しないうちに舵のシャフトを通し、傾きなどを調整します。

プラリペアが硬化したのち、蓋となる円盤にも真ちゅうパイプを接着して舵シャフトに通して、蓋とハルとを接着します。これで元からある穴がグリスの溜まるスペースとなりました。

●3

サーボのマウントをプラ棒を組んで作ります。

艦底部の傾斜に合わせて、マウントの下部を削ってやります。

サーボは高さのことも考え、この位置に固定しました。

●4

リンケージホーンは、クリッパーさんのユニバーサルジョイントのヘッドパーツをサーボホーンにねじ込む形式で作りました。舵シャフトは1.5mmなので、内部には内径1.5mm外径2.1mmの真ちゅうパイプを通してあります。


●5

モーターやサーボを取り付けてみました。これでハル内部の工作はほぼ終わりです。


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[2009/08/16:執筆:雲山]