◆ニチモ 1/200 陽炎型駆逐艦 不知火 建造記◆

【第1回】

Back 1 2 3 Next

●序

駆逐艦 不知火は浦賀船渠で1937年8月に起工、1939年12月に竣工した陽炎型駆逐艦の2番艦です。

第二次世界大戦ではハワイ作戦(真珠湾攻撃)、ラバウル攻撃、ポートダウィン攻撃、ジャワ南方機動作戦、セイロン沖海戦、ミッドウェー海戦、ウェワク輸送、硫黄島輸送、父島輸送、レイテ沖海戦と数々の作戦に従事しましたが、レイテ沖海戦で損傷した軽巡洋艦 鬼怒の救助へ向かった帰りに米空母艦載機の攻撃により、フィリピン諸島シブヤン海にて沈没しました。

ニチモから1/200といったスケールで発売されているこのキットを、ラジコン仕様として制作します。


●製作

このキットはディスプレイモデルのため、艦底部分にディスプレイ用の支柱を立てるための穴が開いています。まずは、ハル内部の余計な突起を切り取って、開いた穴をプラリペアで埋めます。

積むことのできるメカの重さを知るために、ハルにおもりを乗せて、水に浮かべて予備浮力を量ります。水が入ってこないように、エディプレート部分の穴はマスキングテープなどでふさいでおき、喫水線まで水面が来るようにゆっくりと重りを乗せていきますが、喫水線の位置にマスキングテープを貼っておくと水面の位置が分かりやすくなります。

だいたい190gほどの予備浮力があることがわかりました。

積む予定のRC機器の重さを量ると84gとなりましたので、上部構造物などに110gほど使えます。

★楽天市場で「1/200 陽炎型駆逐艦 不知火」を探す★

Back 1 2 3 Next

上へ TopPage

[2009/08/08:執筆:雲山]