◆レベル 1/144 214型 AIP潜水艦 [U-Boat Type 214] 建造記◆

【第3回】

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●1

セミドライハルの隔壁などは2mm厚のABS板から切り出します。左の上下2枚がバラストタンクの隔壁となり、中央上下2枚がそれぞれ艦首側、艦尾側の隔壁になります。右はモーターを取り付ける台で、このパーツは1mm厚のアルミ板から切り出します。

ABS板から各隔壁を切り出したら、それぞれを箱状に組んでアクリダインなどのアクリル用接着剤で接着します。


●2

ガスタンクは真ちゅうパイプで作成しました。ガスの注入バルブはガスガンのバルブを使用しています。注入バルブを取り付けるキャップ部分は(有)樋口工作所さんへ加工をお願いしました。ガスの放出バルブは自動車のタイヤに使われているバルブを使用しています。


ガスタンクはバラストタンク内に設置しますが、固定方法は写真のようにABSのブロックでの固定になります。六角穴ボルトで締めますが、バラストタンク外からネジの着脱ができるので、ガスタンクを後から取り出してメンテナンスが出来るようになっています。


●3

ギア部分の様子です。隔壁に取り付けてある金色のパーツがスタンチューブで、その左にシム、ギア、スラストベアリング、ラジアルベアリング、モーター固定台となります。スタンチューブを接着するときは、セミドライハルをハルに仮止めし、シャフトを通した状態で芯出しして行います。


●4

サーボベッドを所定の位置に接着します。このサーボベッドもABS板で作っています。


艦底部分には溝があるので、この部分にウェイトとして板鉛を接着しています。


セミドライハルを接着する前に、メカ類を乗せてケーブルの長さの調整を行います。



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[2009/11/29:執筆:雲山]