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●1
キットを確認すると、結構ゆがみがあって、甲板とハルとはそのままでは隙間の出来る部分がありますので、まずはこの対策から行います。
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| ハルに甲板を載せたところ |
艦首側の様子 |
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| 艦尾側の様子 |
中央後よりの様子 |
後部甲板とハルの隙間が最も大きかったので、ビームを張りました。
- ハルの両舷にφ3mmの穴を開けます。穴の外側はすり鉢上に削っておきます。
- 開けた穴へ3mmのプラ棒を通します。
- 甲板とハルをマスキングテープなどを使って、隙間無く仮止めします。
- プラ棒とハルをプラリペアで固定します。
- プラリペア硬化後、甲板を外し、プラ棒の余った部分を切り飛ばします。
- プラ棒とハルの接着面をヤスリで整えます。
中央甲板と後部甲板の隙間は、中央甲板の端にプラ板を張り埋めています。
●2
甲板の固定には、手芸用のスナップを使用しています。
- 10mmx10mmx2mmのABS板をハルの側面に接着します。
- 上方以外の接合部に補強としてプラリペアを盛っておきます。
- ABS板にスナップの凸部をプラリペアで接着します。
- 着力を強めるために、スナップの接着面はヤスリで磨いておきます。
- マスキングテープを間に挟んで、スナップの凹部を凸部に被せます。
- スナップの凹部にプラリペアを山盛りにして、甲板を合わせます。
- 30分ほどしたら、甲板を取り外します。
これを艦首側甲板と艦尾側甲板に行います。
なお、中央甲板はビス止めしていますが、ビスの受け側は以下のように固定しています。
- 10mmx10mmx2mmのABS板を甲板の穴開けしたい箇所の下に両面テープで貼り付けます。ABS板の端がハル側壁に当たるくらいの位置にします。
- 2mmの穴を開けます。
- ABS板を甲板から取り外し、ABS板と甲板をビスで固定し、ABS板側のナットをABS板とプラリペアで接着します。
- ハルに艦首側甲板を取り付けて、中央甲板をハルに載せます。これで、中央甲板の位置が決まります。
- 中央甲板下艦尾側のABS板とハルをプラリペアで接着します。この時、ハルと甲板を接着しないように気をつけてください。
- プラリペア硬化後、艦首側甲板を取り外し、中央甲板下艦首側ABS板を同様にプラリペアで接着します。
中央甲板を固定するビスは皿ビスにしておくと、穴の周囲を皿の大きさに合わせた窪みを作っておく事でビスが目立たなくなりますのでお勧めです。
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[2009/03/25:執筆:雲山]
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