◆タイトー サンダーバード4号◆ |
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●外観 今回はJ.AMANOさん作、『サンダーバード4号』です。タイトーから出ていた、プライズ品(景品)をラジコン化されています。全長27cmのハル内部には、メカがぎっしり!以下、とくとご覧あれ。
推進装置は、遠心ポンプを利用したポンプジェットになっています。水流は噴出口から出て行きますが、噴出口には水流偏向ノズルが付いていて、このノズルが斜めに動くことで、Vテール仕様の舵となっています。 ●内部メカ RCのメカ類はアクリル板で組んだ箱の中に収まっています。水密箱のフタはアルミ板で作られており、アンプの放熱を兼ねています。 モーターは水没仕様になっており、クラウンギアで左右2つの遠心ポンプを駆動しています。ちなみに、この遠心ポンプやポンプから伸びているノズルは全てプラ板で組んであります。ノズルの間に見えるのはバランス調整用の鉛のオモリで、これを前後に動かすことでバランスの微調整が出来る様になっています。 舵を駆動するサーボは防水仕様に改造してあります。サーボのシャフトはG4シールで防水になっています。なお、サーボの筐体の中央をくり抜いて透明なプラ板を張り、中身が見えるようにしています。こうすることで、中に水が入っても分かるようになっています。 水密箱の中身は、メカがみっしりと詰まっています。受信機とアンプはアルミ板で押さえ込むようになっており、この押さえのアルミ板はフタと密着して熱を逃がすことが出来る様になっています。 ●総括 小さなハルでありながら、自作の遠心ポンプを使用することでスマートにラジコン化されています。しかも、舵をノズルの中に入れ、Vテールとする事により運動性能も確保されています。この作りを応用する事で、他にも様々なモデルをラジコン化することが出来るでしょう。 Get the Flash Player to see this player.
[2008/12/27:雲山]
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