◆レベル 1/72 S-100◆ |
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●外観 S-100は第二次世界大戦中にドイツ海軍で使われた魚雷艇で、Sボートとも呼ばれています。レベルからこの魚雷艇が1/72というスケールで発売されており、今回は石神井連合艦隊さんがラジコンに改造された作例を紹介致します。 外見はきれいな迷彩塗装がされています。艦首の赤縞は地中海で使われていた対空識別塗装だそうです。 実艇のように3軸駆動となっています。スクリューはGWSのプロペラを切って使用されています。 舷側の防水キャンパス部分はプラ板で覆ってあり、甲板が水をかぶらないようになっています。 甲板の固定はタミヤのプッシュリベットが使われています。 ●内部メカ 後部機銃の後ろにラダーサーボが配置されています。サーボごと塗装されているため、良く見ないとサーボがあることに気づきません。簡単手軽なリンケージです。 メンテナンスハッチを開けると、動力用の単4電池が見えます。この中に受信機やアンプが収められています。 電池の後ろにモーターと3軸分のギアが見えます。ギアはミニ四駆のパーツを流用しているそうです。 ●総括 1/72の魚雷艇はタミヤなど他メーカーからも出ていますが、大きさも手頃なことからラジコンにするにはもってこいの素材と言えます。このモデルの場合、身近な素材を使うことでコストを抑えていますが、その走りはなかなかのものと言えます。
[2010/01/03:雲山]
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